肌の調子がイマイチ整わない、毛穴が目立つ、でも乾燥も気になる。
そんな“ややこしい肌”である混合肌にとって、スキンケアの選択はなかなか難しいものです。
特にビタミンC系の化粧水は、「毛穴や皮脂には効くけど、乾燥して逆にニキビが悪化する」ということもありがち。
今回は、そんな私(混合肌・ニキビができやすいタイプ)が「クオリティーファースト VC100化粧水」を1週間じっくり使ってみました。
どのタイミングでどんな変化があったか、正直な感想を詳しくお伝えします。
※本記事は筆者個人の感想・体験に基づいており、すべての方に同じ効果を保証するものではありません。
製品概要|クオリティーファースト VC100化粧水とは?

内容量は240mL、価格は1,650円(税込)です。
主な成分と特徴
- 高浸透型ビタミンC「APPS」など4種のビタミンCを高濃度配合
- ナイアシンアミドを7%配合し、毛穴やくすみ、ハリ感をサポート
- ナノカプセル化技術で成分を角質層の奥までしっかり浸透
- 肌の5大悩み(毛穴・くすみ・ハリ・キメ・透明感)に全方位で対応
- パラベン(防腐剤)・アルコール・香料・着色料不使用で敏感肌にも配慮
- しっとりタイプで保湿力が高く、乾燥しがちな肌にもなじみやすい
メーカーがうたう効果
- 毛穴ケア
- くすみ
- つや
- ハリ・キメ
- 弾力
- 透明感
※成分情報はクオリティーファースト公式サイトより引用
テクスチャーと使用感

手に取ると、とろみのあるやや濃厚な化粧水。
重そうに見えますが、肌にのせると驚くほどなじみが良く、ベタつきは感じません。
ハンドプレスすると、すっと浸透して内側からもっちり感が出ます。
香りはほのかに柑橘系。強すぎず、自然で清潔感のある印象。
容器


容器はこんなかんじで後ろを押して開くタイプ
とろみのあるテクスチャーでここを開けたり閉めたりするから、頻繁にふき取らないと結構汚れそう。
実際に使ってみた記録|1週間レビュー
一週間朝晩のスキンケアにダーマレーザー スーパーVC100ローション(しっとり)を取り入れてみました。
その際使った他のスキンケアはこちらです⇓
導入液:無印 発酵導入化粧液
クリームを塗るとニキビができやすくなるのでこれだけです。
1週間使用してみて、「保湿力」「キメ・ツヤ」「肌トラブルの出方」「メイクのり」という4つの視点で点数付き評価をまとめました。
保湿力:80点
乾燥しにくくなった。特に夜から朝にかけてのしっとり感は好印象。
使い始めてすぐに感じたのが、とろみ系の化粧水らしい、内側にうるおいが留まる感じ。
混合肌だとTゾーンはテカるのにUゾーン(頬・あご)は乾くというバランスの悪さがあるのですが、この化粧水はTゾーンをべたつかせず、頬のつっぱりを防いでくれる印象でした。
特に夜たっぷり使ったあとは、朝までしっとり感が持続していて、「乾燥崩れしにくい肌」が作れていると感じました。
肌のキメ・ツヤの変化:60点
キメの整い・ツヤ感の変化は少し実感できるが、劇的な変化ではない。
5〜7日ほど使い続けた段階で、洗顔後に肌を触ったときのなめらかさがやや増した感覚がありました。
ただ、ツヤに関しては控えめで、内側からにじむような自然な質感は出るものの、目に見えて“ツヤ肌に変化!”というインパクトは正直そこまで強くありません。
キメの整いについては、ファンデのノリや毛穴落ちのしにくさに少し改善が見られた点はプラス評価です。
ニキビ・赤み・かゆみなどのトラブル:60点
刺激はなく、悪化もしなかったが、トラブルの改善もそこまで顕著ではない。
敏感になりやすい混合肌でも、ピリつきやかゆみは一切なし。
アルコールフリー処方のおかげで、肌の状態が不安定な日でも安心して使えました。
ただし、「ニキビが減った」「赤みが引いた」といった明確な改善効果は控えめで、あくまで“悪化しない”“肌を穏やかに保ってくれる”という印象です。
トラブルケアというより、肌を乱さず整える“土台作り”としての安定感が評価ポイントです。
メイクのりの変化:80点
ベースメイクのなじみが良くなり、化粧が崩れにくくなった。
1週間使って最も実感できた変化が、朝のメイクのりの良さです。
特に化粧下地やリキッドファンデーションが均一に広がりやすくなり、毛穴の凹凸も目立ちにくくなったように感じました。
以前は午後になるとTゾーンがテカりやすく、化粧崩れしやすかったのですが、この化粧水を使い始めてからはテカリも落ち着き、よれにくくなったのが好印象でした。
乾燥によるメイク浮きが気になる人にもおすすめできるポイントです。
どんな人に向いている?肌タイプ・ニーズ別の相性チェック
どんな人に向いている化粧水と感じたのかまとめてみました。
■ 乾燥肌向け?
→ しっかりうるおいをキープしたい乾燥肌にも◎。
VC100化粧水は、とろみのあるテクスチャーで肌にしっかり“とどまる”保湿感があります。
ヒアルロン酸・セラミド・アミノ酸といった水分保持に優れた保湿成分がバランスよく配合されており、乾燥による粉ふきやつっぱりを感じやすい肌にもフィットします。
ただし、超乾燥肌で「一発でモチモチにしたい」という人には、この化粧水1本では物足りない可能性も。
クリームや乳液などとの併用がおすすめです。
■ 脂性肌でも使える?
→ ベタつかずさっぱりした仕上がりなので、脂性肌でも使いやすい。
とろみ系ながら、肌にのばすとスーッと浸透して、表面はさらっと整う使用感。
ベタベタ感が残りにくいため、脂性肌やテカリが気になる人でも不快感なく使えます。
さらに、ビタミンC誘導体(APPS)による皮脂バランスの調整効果も期待できるため、皮脂過多による毛穴の開きやテカリ対策にも◎。
「保湿はしたいけど、重い使用感はイヤ」という脂性肌の人にも合う仕様です。
さっぱりバージョンもあるのでそちらを使ってもいいかも。
■ 敏感肌OK?
→ 刺激感が少なく、敏感肌でも比較的使いやすい処方。
アルコール・パラベン・合成香料・着色料・鉱物油・紫外線吸収剤すべて不使用。
敏感肌への負担をできる限り減らした設計で、実際にピリつきや赤みが出にくく、肌荒れ中でも安心して使えたという口コミも多いです。
ただし、ビタミンC誘導体(APPS)は肌に合わない人もまれにいるため、心配な方は腕やあご下でパッチテストをしてからの使用がおすすめ。
■ コスパ重視派向け?成分重視派向け?
→ 両方のバランスが良い。特に“コスパ重視だけど中身にもこだわりたい人”に◎。
- 400mLで2,000円前後という価格は、ビタミンC配合化粧水としてはかなりのコスパ良好。
- 安い化粧水にありがちな“ただの保湿水”ではなく、APPSやセラミド、ヒアルロン酸など、美容成分の質にもこだわりあり。
- 日々バシャバシャ使えて、「量を惜しまず使いたいけど、成分にも妥協したくない」人には理想的な選択肢です。
ただし、「オーガニック成分しか使いたくない」「成分の濃度表示まで重視したい」という超成分マニアの方には物足りない可能性もあります。
メリット・デメリット
私が感じたメリット・デメリット所紹介します。
メリット
- ビタミンC入りなのに乾燥しにくい
- 毛穴のふくらみやテカリへの手応えあり
- 肌が柔らかくなり、化粧ノリが良くなる
- 大容量でコスパが良く、全身にも使える
- 肌への刺激が少なく、ニキビが悪化しにくい
デメリット
- とろみのある質感が好みを分ける
- 即効性より“じわじわ効くタイプ”?
- 容器が汚れやすい
- 一週間ではあまり毛穴に効果は感じず
他のビタミンC化粧水との比較
製品名 | 保湿力 | 刺激感 | 毛穴への効果 | コスパ |
---|---|---|---|---|
クオリティーファースト VC100 | ◎ | ほぼなし | ○ | ◎(400mL) |
メラノCC 薬用しみ対策化粧水 | △ | ややあり | ◎ | ○(170mL) |
Obagi C10ローション | ○ | 少しあり | ◎ | △(150mL) |
VC100は「攻めすぎず、でも効かせたい」人にぴったりのバランス型。
肌が敏感な時期や、ビタミンC初心者にもおすすめ。
リピートする?
1週間ではあまり劇的な変化は見られなかったので。
今度は他のスキンケア商品のクリームや美容液なども使ってライン使いを試してみたい!
刺激も感じず、安心して使える1本でした。
まとめ:VC100化粧水は“頼れるベースアイテム”
クオリティーファースト VC100化粧水は、高濃度ビタミンCとしっかり保湿の両立が魅力。
混合肌で毛穴・皮脂・乾燥・ニキビ…と複数の悩みを抱えている人でも、安心して使える処方と安定した使用感があります。
即効性というより、“毎日積み重ねるうちに肌が整っていく感覚”が強い化粧水。
「肌を労わりつつ、根本から整えたい」そんな人には、ぜひ試してみてほしい一本です。
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